四街道 矯正歯科

矯正歯科

…治療例

上顎前突


治療前

治療後

下顎前突


治療前

治療後
叢生


治療前

治療後


歯の健康で気になることの一つに歯並びや歯のかみ合わせがあります。

あごの成長中は…
 歯がでこぼこに生えたり重なったりしていると、歯に汚れがたまりやすくなるので、むし歯や歯周病になりやすくなります。また、かみ合わせが悪いと、顎関節症になることもあります。こうした不正咬合の弊害は、子どもも、おとなも同じです。
 しかし、子どものときは、あごが成長しています。だから、子どもの歯の矯正は、あごの成長を妨げないように、あごの成長の障害になるものだけを、まず治すという考え方で行います。

 これに対し、おとなの場合は、あごの成長は止まっているので、決まったあごの中で歯を動かして歯並びとかみ合わせをよくする治療をおこないます。本格的な治療は、おとなになってからじっくりすればいいと思います。

症状によっては
 しかし、症状によっては小学生から始めることもあります。あごがずれているとか、上あごの歯が引っ込んでいて、下のあごの歯が前に出ている反対咬合のような場合です。あごは下あごがよく伸びます。上あごがかぶさっているので、下あごの伸びはコントロールされています。ところが反対咬合はかぶさる物がなく下あごが伸び放題になるので治療が必要になる場合があります。  また、指しゃぶりとか、舌をつきだすような癖があると、歯並びの悪さが助長されてしまいます。このほかにも歯並びを悪くするような癖がある場合は、癖をなおすトレーニングをすることも歯の矯正の一環です。
 子どものときの治療期間はさまざまですが、装置を使っている場合でも、半年から一年ぐらいで済みます。ただ、その後の成長や経過観察が必要になります。

 あごの成長が止まるのは、女子は十六歳、男子は十八歳くらいです。あくまで目安ですが、このころからおとなの治療を始めます。治療期間は二、三年はかかります。

歯磨きが大事
 歯の健康のためには、歯磨きが大事です。子どものときは、しっかり意識して歯磨きをしないので、きちんと磨くように、おとなが働きかけることが大事です。歯並びが悪ければなおさらです。おとなになって歯の矯正治療が始まると、口の中に器具を入れますから、歯磨きがもっとたいへん、かつ大切になります。
 最近は、歯の矯正をする人が増えています。七十歳すぎの方も矯正しています。ちゃんとかんで食べる楽しみは、生きがいにつながるからでしょう。